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クラウドファンディングのしくみを活用した仏像修復の試み

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“クラウドファンディング”というしくみをご存知でしょうか? 製品やサービスの開発をしたい、アイデアはあるけど資金がない!という人がその「目的」や「思い」を公表し、インターネットを通じて不特定多数の人から資金の出資や協力を募るしくみです。
最近、このしくみを活用して“仏像”の修復をする試みが行われました。山形県河北町の曹洞宗のお寺「永昌寺」に江戸時代から伝わる「木造十六羅漢像」のうちの1体を修復する、というものです。
この試みはインターネット上で公開・募集され、目標83万円のところ、108人が「支援する!」と申し出、最終的に150万円あまりを集めることに成功したそうです。支援者に対しては、その金額に応じて“リターン”として、奉加証明書や羅漢様のポストカード、手ぬぐいなどが提供されます。また、支援者の名前を書いた木札を仏像の台座に納めていただけるとのことで、この点は、古くから寺社への寄進の際に行われてきたしくみと同じなのが面白いですね。

同様の試みは、静岡市の「建穂寺(たきょうじ)」でも行われています。このお寺は奈良時代に開かれ、かつては駿河国有数の大寺院だったそうですが、明治の廃仏毀釈で廃寺になり現在は観音堂が残るのみ。お寺に伝わる仏像は地元の方々の手で大切に管理されています。このうちの地蔵菩薩像修復のためにクラウドファンディングが活用され、目標額103万円のところ、120万円あまりを集めることができました。

お寺に伝わる貴重な文化財を守るために、新しいしくみを使って資金を集める。人々の「思い」をつなげる興味深い試みではないでしょうか。

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